AGAになってしまう原因とは

看護師としてAGA治療に携わるのなら、基本的な知識は知っておく必要があります。まずAGAの原因はいくつかありますが、最も大きく影響するのが男性ホルモンです。男性ホルモンは主に睾丸から分泌されるホルモンで、分泌されると血液とともに体中を巡っていきます。そして頭皮にたどり着くと、頭皮の酵素と結びつくことでさらに強力な男性ホルモンへと生まれ変わります。これが毛乳頭にある男性ホルモンレセプターと結合して脱毛因子を増やすことで髪の毛が抜けるのですが、AGAになると毛が生えてから抜けるまでのサイクルが短くなり、髪の毛が短いうちに抜け落ちてしまいます。そのため段々と髪の毛が薄くなっていくというわけです。

この髪の毛が抜け落ちるまでの秋季が短くなる原因となっていると言われているのがストレスです。会社で働いているとさまざまなことでストレスを感じますが、ストレスを多大に感じると自律神経が乱れてしまい、通常よりもたくさんの男性ホルモンを分泌してしまいます。すると最終的に脱毛因子が通常時よりはるかに多くなってしまうので、髪の毛が成長しきらないうちに抜け落ちてしまうのです。また食生活をはじめとした生活習慣の乱れもAGAと大きく関係しています。たとえば脂っこいものばかりを食べていると体内に脂肪がたくさん溜まっていきます。すると頭皮の皮脂の量が増え、その皮脂が毛穴をふさいでしまいます。塞がった毛穴から生えてくる髪の毛というのは通常の髪の毛よりも細くて弱いのです。したがってちょっとしたことでもすぐに抜けてしまいます。